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そんなこんなで、(1話2話
夫との付き合いの長い私は
スルーの仕方も年々巧く(?)なってきているので
私に向かってガミガミ言うのは構わないのですが、
“夫のめんどくさい性格”の被害が
よそ様に及ぶ事があります。
(ごくごく稀ではありますが…)



≪ケース1≫

スーパーでのお買いものでは
夫がお会計係で
私がその間に購入した商品をエコバッグに詰める係です。

お肉やアイスなどは、サッカー台(?)に置いてある、
ビニール袋に入れると思いますが、
不器用な私は
そのビニール袋がなかなか開けられないんですよ…。

置いてある濡れタオルで指を湿らせればいいのかもしれないけど、
ちょっと、使いたくない…。
指をペロっと舐めるのも…なんかイヤ。
往生際の悪い私は、ただひたすらビニール袋を開けるべく
袋の端をチマチマチマチマ…。

『早く詰めないと、また夫にヤイヤイ言われかねない(焦)』
そう思えば思う程、気ばかり急いてビニールの口は一向に開いてくれません。

そこへお会計を済ませた夫が…。
私の袋詰めの進捗状況を見た途端、

『なに、チンタラやってんの!?』

ビクッ!

すると、私のお隣りで袋詰めしてた
知らない奥さんも一緒にビクッ!
すくパラ「外でもめんどくさい夫」 (1)

夫の声で
テキパキ袋詰めする、私と知らない奥さん。

ああ、知らない奥さん!
申し訳ございません…。
夫は私に対して言ったんであって、
あなたに言ったんじゃないんです。
怖い思いさせてしまってごめんなさい…。




≪ケース2≫

電気屋さんでは、店員さんに商品の説明をしてもらったり、
相談したりしてお買いものをすると思います。

電化製品は安いモノじゃないし、
一度買ったらそうそう買い換えられないモノだし、
購入を決めるにも慎重になります…。

細かい性格の夫は店舗に赴く前に
買いたいモノの価格や性能、使い勝手のレビューなどを
ネットで念入りに下調べをします。
そしてその上で
店員さんに納得するまで訊いて訊いて訊きまくります。

どんどん新しい製品が出てくる業界で
訊けばスラスラ答えてくださる店員さんは本当に凄いな~
と、感心します。
夫のめんどくさい質問攻撃を嫌がることなく接客してくれて
良い買い物が出来るのは、店員さんのお陰です。

でも時々、夫が静かにイライラしているのに気付くことがあります。
(新人さんなのか)質問に的を射ない答えを返したり、
あやふやな答えや
辻褄の合わない事を言ったりする店員さんに
夫は無表情でイラついているのです。

よそ様に向かって怒鳴ったりすることは絶対ないし、
夫の口調は丁寧だし、ただ質問してるだけで
クレーム付けてる訳ではない…。

『夫は訊きたい事に納得する答えが欲しいだけ』
って事は“私には”分かるんだけど…。

だけど、店員さんに申し訳ないし
この気まずい雰囲気に居たたまれなくなるのです。

すくパラ「外でもめんどくさい夫」 (2)

そのうち、必ずと言っていいほど、
私に向かって話しかけてくる店員さん。

わかります、わかります…。
めんどくさいですよね?
あなたの気持ちは私が一番分かっていますよ。

すくパラ「外でもめんどくさい夫」 (3)

運悪くこんな場面に遭遇してしまった罪のない方々へ
この場を借りて…本当にごめんなさい。
はじめまして④









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