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さて、こんな夫ですので
一緒にテレビを観ている時でも、気が抜けません。
例えばニュースを観ていると急にこんな事を訊かれます。
『TPPについて、どう思ってる?』
『働いてる人の〇%が60歳以上なんだって!
この数字を見て何を思う?』
ニュースなんて『ほぉ~』て感じで
ぼんやり見てる私がですよ?
夫とTPPについて熱く議論を交わせる訳ないじゃないですか…
何がベストな回答なのかもよく分からないまま
『まぁ…いいんじゃないスか(汗)?』
なんてテキトーな事を返したら最後、
『あのな…このニュースの、
この数字から何を読み取るのかと云うとだな…』
夫の“ニュース解説”を延々聞かされるのです。
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そうそう!こんな事もあります。
『ねぇ、ねぇ…ネットで…あ、
豆腐屋のおじさんが…いや、私が…』
ちょっと慌てて話しかける私に
『ったく!キミは主語が多すぎなんだよ。
俺はいったいどこに気持ちを置いて話を聞けばいいんだよ?
もっと落ち着いて、頭の中で話をまとめてから
話し始めな…』
そんな時、私は心の中でこうつぶやくのです。
翌月の予定を確認する定例の会議です。
“ふたりで休める日”
“夫の仕事スケジュールの報告”
“私の仕事スケジュールの確認”
“それに伴う私の仕事の進め方”
“その他しなくちゃならない事”など
“来月のお互いの仕事や予定のすり合わせをする”
それが、この会議の主旨です。
根がズボラな私の本音としては
『めんどくさ…』
なのです…が…、
最近になって分かってきました。
“嫌な事や、やりたくない事は後回しにしてしまう”
私のこの性格を熟知している夫が、
事細かく計画を立てる事により、
夫も私の仕事の進捗状況を把握し、
そうして、私に発破をかけて
仕事をキチンとこなせるように促してくれているのが
仕事をキチンとこなせるように促してくれているのが
この『予定会議』の本当の主旨なのだと云う事に。
もうお分かりのように、
夫と私は共通点があまりない凸凹夫婦です。
夫と私は共通点があまりない凸凹夫婦です。
私が夫をめんどくさいと思うように、
きっと夫もをめんどくさい妻と思っている事でしょう。
でも、思うんです。
私がどんなに失敗しても、
自信を無くしてどん底の時でも、
自信を無くしてどん底の時でも、
見放さず何度でも励ましてくれる、
この“生真面目でめんどくさい夫”が、
この“生真面目でめんどくさい夫”が、
ズボラな私に“ちょうどいい人”なのだ…と。
凸と凹はひっくり返せば、ぴったり合うように。
そうして、もし凸と凹にちょっと隙間があったとしても
そこは私の得意のテキトーさで
『ま、いっか』
と言って笑って済ませてしまおうと思います。
と言って笑って済ませてしまおうと思います。
それくらいは、夫も許してくれるかな(笑)
四回にわたり“うちのめんどくさい夫”について書いて参りましたが、
これで私の愚痴はおしまいです。
不快な部分も多々あったかと存じますが…
お付き合いくださいまして、
ありがとうございました。
ありがとうございました。